アーム（ティッカー ARM）のFY25Q2決算説明会の要点と質疑応答を和訳共有します。

業績ハイライト

• ロイヤリティ収入は過去最高を記録し、前年同期比23%増
• v9アーキテクチャの採用が25%(前年10%)まで拡大
• スマートフォン向けロイヤリティ収入は40%増(出荷台数増4%に対して大幅増)

主要な事業進展

AI関連の進展

• NVIDIAのGrace Blackwell出荷開始
• Microsoft Azure CobaltとGoogle GCP Axionが一般提供開始
• MetaとLlama 3.2の最適化で協力
• GitHubがArm toolsをCoPilotに統合

製品・技術の展開

• Apple iPhone 16/16 Pro発表
• MediaTekがDimensity 9400(初のモバイル向けCSS採用)を発表
• CSS(Compute Sub-System)ライセンスが1年で倍増
• 自動車市場でADASとIVI向けCSSの需要が強い

財務実績と見通し

第2四半期実績

• 総収入: 8億4,400万ドル
• ロイヤリティ収入: 5億1,400万ドル(前年同期比23%増)
• ライセンス収入: 3億3,000万ドル(前年同期比15%減)

2025年度通期見通し

• 売上高: 38億～41億ドル(前年比18-27%増)
• 非GAAPベース営業費用: 約20.5億ドル(前年比19%増)
• 非GAAPベースEPS: 1.45～1.65ドル

成長戦略

• AIエブリウェアの需要増加によるArm製品の需要拡大
• 累計出荷チップ数が3,000億個を突破
• 世界最大の2,000万人のソフトウェア開発者エコシステムを保有
• エッジからクラウドまでAI実行可能な唯一のコンピュート・プラットフォームを提供

質疑応答

Q1: Qualcommとの訴訟問題について説明してください。収益認識や営業費用への影響はありますか?